機能のご紹介
とりきめでできること
従業員の相談窓口、本人への説明、契約の台帳と期限の見張り、待遇差の説明と同一労働同一賃金の点検、職務説明書と職務評価。5つの特徴と、今後の予定をご紹介します。

特徴 1
相談窓口は、書いてある事実で答え、判断は人事へ
従業員の質問に、AI はその人の労働条件通知書・会社の決まり・会社が登録した待遇差の理由に書いてある事実だけを、どの書類のどこかを添えて答えます。
判断が要ること・根拠が無いこと・苦情・ハラスメント・契約更新の可否などは、AI は答えず人事へつなぎます。
機能 1
相談窓口
従業員が分からないことを聞くところです。AI は、その人の労働条件通知書・就業規則などの会社の決まり・会社が登録した待遇差の理由に書いてある事実だけを、根拠を添えて答えます。
- 本人は、人事が出した相談窓口リンク(30日有効)をスマートフォンで開いて質問します。ログインは要りません
- 答えには、どの書類のどこに書いてあるかの根拠が付きます
- 労働条件通知書に「就業規則第○条による」と書かれた項目は、その条文まで読んで、従業員の質問に答えます。答えには、通知書の項目と就業規則の条を根拠として添えます
- 判断が要ること・根拠が無いこと・苦情・ハラスメント・契約更新の可否などは、AI は答えず人事へつなぎます
- 参照先の条が見つからないときは、AI は推し量らずに人事へおつなぎし、契約の画面でお知らせします
- 本人が「人事に相談する」を押して、直接人事へつなぐこともできます
- 相談を始める前に、見られる人の範囲と「説明を求めたことを理由とする不利益な取扱いは法律で禁止」を表示します
- 相談の中身を見られるのは、その会社の人事・担当の社労士事務所・本人だけです
就業規則は、シリーズ共通の場所に登録された会社の規程を読みます(就業規則AI『ととのえ』で整えた規則も使えます)。

人事へつながった相談は、人事(社労士も可)が会社の画面で答えます。回答は、本人の相談窓口の画面に届きます。

特徴 2
本人への説明は、スマートフォンで一項目ずつ
本人は届いた確認リンクをスマートフォンで開き、労働条件を一項目ずつ読んで「確認しました」を押します。ログインは要りません。
「確認しました」は、説明を受けて確かめた記録です。同意や契約の締結ではありません。
機能 2
本人の確認
労働条件を、本人がスマートフォンで一項目ずつ読み、「確認しました」を押して進みます。
- 確認リンクはログイン不要です。本人のその契約だけを、72時間のあいだ一度だけ開けます
- 会社の画面に、誰が・いつ・どの項目を確かめたか、どのリンク(誰がいつ出したもの)から記録されたかが残ります
- 職務の割り当てが済んでいれば、本人は確認の画面から、自分の職務説明書と職務ポイントの合計を読めます
「確認しました」は、説明を受けて確かめた記録です。同意や契約の締結ではありません。

会社の画面では、従業員ごとに、どの項目をいつ確かめたかが並びます。

特徴 3
1つの台帳で契約を持ち、期限を見張る
一人ひとりの契約を項目ごとに1つの台帳で持ち、改定は版で残します。
満了・無期転換の時期と、最低賃金を下回る契約に印が出ます。
機能 3
契約の台帳と版
顧問先の従業員一人ひとりの契約を、1つの台帳で持ちます。
- 契約期間・就業場所・業務・時間・賃金などを項目ごとに持ち、検索できます
- 給与改定・異動・契約更新のたびに「第2版」「第3版」…として残り、版の履歴で改定前と改定後が項目ごとに並びます
- シフト制・変形労働時間制・フレックスタイム制を登録できます

機能 4
通知書の取り込み・作成と、監修 → 確定 → 交付
他のシステムや Excel・紙で作った労働条件通知書は AI が読み取り、新しい通知書は厚生労働省のモデル様式で作ります。
- 取り込めるのは Excel・PDF・写真(JPEG・PNG)です。左に元の書類、右に読み取った値が並び、どの欄にも「書類のどこから読んだか」が付きます
- 言い換えが要った欄はオレンジ、書いていなかった欄は赤で出ます。人が見比べて「確かめたので登録する」を押すまで、台帳には入りません
- 作成では、シフト制など働き方に合わせて要る欄だけが出ます。年次有給休暇の比例付与・社会保険と雇用保険の加入・最低賃金の点検結果も出て、PDF にできます
- 書いていない明示事項があれば注意が出ます。2026年10月からパート・有期の通知書に要る「待遇の違いの説明を求められること」と相談窓口も載ります
- 社労士が監修して「監修済み」にし、人事が確定して「交付した」を記録します。差し戻し・取り消しもできます。監修済みになると、人事にメールが届きます
取り込みの上限は、1ファイル10MB・1つの会社で24時間に300件・1回の送信で20件です。

作成した通知書の画面です。モデル様式の通知書のドラフトと、書いていない明示事項の注意が並び、ここから確認リンクと相談窓口リンクも出せます。

機能 5
満了・無期転換と最低賃金の見張り
期限が近い契約と、最低賃金を下回る契約に印が出ます。
- 満了が近い契約が、30日・60日・90日・180日以内に分かれて並びます
- 無期転換の時期・雇止めの予告が要る人に印が出ます
- 毎週月曜の朝に、件数がメールで届きます
- 月給・日給も時給に直し、就業場所の都道府県の、その日に効いている地域別最低賃金と比べます
- 下回る契約は検索で探せ、契約の画面にも赤い注意が出ます

最低賃金を下回る契約には、契約の画面に赤い注意が出ます。

機能 6
退職・証明書・労働者名簿と、お知らせのメール
退職の登録から証明書・労働者名簿まで、台帳から出せます。
- 退職を登録し、入社からの足跡を従業員ごとに見られます
- 在籍・職歴証明書と退職証明書は、本人が請求した事項だけを書いた PDF で出せ、発行の記録が残ります
- 法定の労働者名簿を CSV と PDF で出せ、足りない事項に印が付きます。名簿の個人情報は暗号化して保存します
- お知らせのメールは、満了・無期転換の週1回のまとめ、期限の前日、相談が来た、説明書の下書きができた、の4つです。宛先は人事と社労士だけで、本文は件数とリンクだけです。人ごと・種類ごとに止められます
顧問先や従業員に渡す労働条件通知書・待遇の違いの説明書・証明書・労働者名簿には製品名が入らず、会社の書類としてそのまま使えます。
- 在籍・職歴証明書/退職証明書本人が請求した事項だけを書いた PDF。発行の記録が残る
- 法定の労働者名簿CSV と PDF で出せる。足りない事項に印が付く
- 入社からの足跡契約の版と退職の登録を、従業員ごとに時系列で見られる
お知らせのメール(人事・社労士あて)
満了・無期転換の週1回のまとめ、期限の前日、相談が来た、説明書の下書きができた。本文は件数とリンクだけです
特徴 4
待遇差の説明と、同一労働同一賃金の点検
本人に求められたら、人事が AI の下書きを確かめて直し、根拠のある待遇差の説明書を交付します。
社労士は、社員区分の定義・ガイドラインに照らした「要検討」の印・分析・改善計画で点検を進めます。
機能 7
待遇差の説明書
パートタイム・有期雇用労働法 第14条第2項の待遇差の説明を、本人の求めから交付の記録まで1つの流れで扱います。
- 本人が相談窓口で説明書を求めます。人事が口頭で受けた求めを登録することもできます
- 人事が比べる正社員を選んで「AI で下書きを作る」を押します。根拠が足りない所は、人事への書き込みとして下書きに出ます
- 人事が確かめて直し、交付します。書きかけが残っていると交付できません
- 交付した本文・日時・方法は後から変えられない記録として残り、PDF にして紙でも渡せます。本人は「受け取りました」を押します
- 待遇差の説明の画面では、パート・有期の人を選ぶと、比べる正社員の区分との待遇の項目ごとの差と理由が並びます

本人が説明書を求めると、相談窓口の画面に、求めたことと、説明書がこの画面に届くことが出ます。

機能 8
同一労働同一賃金の点検
社員区分の定義から、ガイドラインに照らした点検・分析・改善計画まで、社労士の点検を支えます。
- 社員区分の定義は、業種と区分ごとの名前・ひとことの説明から、取り込んだ契約も材料にして AI がたたき台を作ります。仕事の内容・責任の程度・変更の範囲と、待遇6項目の基準と理由の欄が埋まります
- 契約から言える欄は青、AI が推し量って書いた欄はオレンジで出ます。待遇の違いの理由は、AI が書き起こさず、会社に問いを並べて聞きます。色の付いた欄と問いが全部片付くまで確定できず、確定は社労士だけです
- AI の理由の案は、定義書と契約に書かれた事実だけを根拠に2つまで。事実が足りなければ、案を作らずに聞いてきます。使うかどうかは人が選びます
- 同一労働同一賃金ガイドラインに照らして説明しにくい差に「要検討」の印が付きます。違法かどうかの判断ではありません
- 分析では、区分ごとの差・理由・点検の結果、賃金の分布、契約の動きを見られ、どれも CSV で出せます
- 改善計画は社労士だけが使います。「要検討」の差ごとに方針・予定日・1人あたりの金額・状態を決め、金額は人が入れます。PDF・CSV で顧問先への報告に使えます

AI の理由の案には、根拠にした事実が添えられます。案を使うかどうかは人が選びます。

特徴 5
職務説明書と職務評価
厚生労働省の様式の職務説明書のたたき台から、8つの項目の職務評価と序列表まで、とりきめの中で進められます。
決めるのは社労士で、AI がするのはたたき台と段階の下書きまでです。
機能 9
職務説明書と職務評価
仕事の中身を書き、重さを点数にするところまで、とりきめの中で進められます。
- 区分の標準の職務説明書は、業種と区分ごとの職種・簡単な説明から、AI が厚生労働省「職務分析実施マニュアル」の様式のたたき台を作ります。AI が推し量った欄はオレンジ、入力に無い業務を AI が足した所は赤の印が付き、1つずつ確かめるまで確定できません。確定は社労士だけです
- 活用係数は、転勤・異動・昇進の範囲の違いを係数にしたものです。最も広く活用する正社員の区分を 1.00 とし、社労士だけが決めます
- 職務評価は、厚生労働省の手引きの8つの項目を5段階で評価する要素別点数法です。段階は AI が職務説明書から下書きし、社労士が確かめて確定します。区分ごとに、職務ポイントの比と時間あたり基本給の比が並びます
- 序列表は、会社の職務を職務ポイントの順に並べたもので、社労士が確定します
- 一人ひとりの職務説明書は、区分の標準をひな形に、その人との個別の取り決めを書き足します。社労士がたたき台を作り、人事が確定します
- 本人に見えるのは、自分の職務の名前と職務ポイントの合計だけです。内訳と活用係数は見えません
契約の台帳と職務説明書は、同じ顧問先・同じ従業員のデータを使います。

職務評価の画面です。8つの項目の段階とポイントが区分ごとに並びます。

職務評価から、賃金制度へ
職務評価をもとにした賃金制度の設計を、今後の予定として考えています。いまの機能ではありません。
等級と賃金表
職務ポイントから、等級と賃金表(等級ごとの賃金の幅)を決める。同じポイントなら同じ賃金とし、区分の違いは活用係数で表す
移行の試算と計画
賃金制度を移すとき、下がる人に一定期間の調整給を払う形で、試算と計画を立てる
評価給
その職務での成果の度合いを、主に賞与で処遇する
昇給・昇格の候補
職務評価をもとに、昇給・昇格の候補を挙げる
処遇の違いの説明書
正社員どうしなども含めた処遇の違いの説明書を、AI が下書きし、社労士が確定する
決めるのは社労士で、AI・システムがするのは案と下書きまでです。
扱わないこと
次のことは、いまは扱っていません。
従業員への通知
メールや LINE で従業員に知らせることは、いまは扱っていません。相談の回答も説明書も、相談窓口の画面に届く形です。
従業員のログイン
従業員用のログインは、いまは扱っていません。従業員は、届いたリンクから開きます。
電子署名による締結
電子署名による契約の締結は、いまは扱っていません。電子署名は、とりきめの外で別にお使いください。
タレントマネジメント
人材の育成や配置を管理するタレントマネジメントは、いまは扱っていません。
AI に任せきりにしない仕組み
AI がすることと人がすること、相談窓口の線引き、データの守りをご紹介します。
まずは説明会・個別相談で
画面を見ながら、相談窓口・本人の確認・台帳・待遇差の説明の流れをご案内します。費用と始め方も、ここでご案内します。